おうちでできる!影絵劇の作り方

子どもたちは、自分で感じて自分で考えている様子です

以前、こんな記事を書きました。
▶参照:過去記事 おうちでも影絵劇は出来るの?
▶参照:過去記事 この3つがあればできる!影絵劇の作り方

小学校や保育園などの公演後、
お子さんだけではなく、
先生方や保護者の方々にも
舞台裏を見てもらっているのですが、
影絵劇の仕組みについて教えてほしい
という声がありますので、
今回は、もう少し具体的に書きます。

影絵劇をするためには、
次の3つが必要です。
➀光を発するもの
➁影を映すもの
③影にするもの

1つ目、光を発するものは、
照明ですね。
多くの劇団では、
プロジェクターを使用しています。
背景を映し出す必要があるからです。
パソコンの絵をプロジェクターを
使用して映し出しているのです。
おうちにプロジェクターがない場合や、
凝った背景なしで影絵劇を楽しみたい
場合は、懐中電灯でも大丈夫です。

2つ目、影を映すものは、
スクリーンですね。
劇団の場合はスクリーンを
使用しますが、
おうちでは白いシーツや障子で
大丈夫です。

もしプロジェクターを使用して
背景を映し出す場合は、
反転機能を使いましょう。
影絵劇をするときは、
スクリーン(白いシーツ、障子)の
後ろ側から光を当てます。
一般的にプロジェクターは
観客側から光を当てますが、
そのまま
スクリーン(白いシーツ、障子)
後ろ側から光を当てると、
絵が反対に映ってしまいます。
知らない人も多いのですが、
プロジェクターには反転機能が
付いていますので、
絵を左右反転させて、
スクリーン(白いシーツ、障子)
後ろ側から光を当てましょう。

終演後、みんなで影を実際に映して楽しんでもらっています。

3つ目、影にするものは、
手や人形ですね。
手影絵の作り方は、
ネット等で調べれば出てきますので、
また別の機会にお伝えします。
影絵人形の作り方は、
劇団によっても違います。
影絵劇団「打ち出の小づち」の人形は、
平面部分はポリプロピレン、
可動部分を主に木材と針金を使っています。

影絵劇団「打ち出の小づち」で使用している一寸法師の人形です

ポリプロピレンとは、
樹脂の一種なのですが、
身近なものでは
クリアファイルの素材です。
軽くて丈夫なので
ポリプロピレンを使用しています。
劇団で使用するような人形は、
材料を揃えるのも、加工するのも、
手間がかかると思います。
そこで私がオススメしているのは
平面部分は厚紙で、
可動部分、骨組みは、
「割りばし」と「輪ゴム」で作る
影絵人形です。
影絵劇団「打ち出の小づち」では
お椀の船をこぐ一寸法師の人形は、
この仕組みで作っています。
割りばしと輪ゴムで作る影絵人形

このように影絵劇を作っています。
仕組みはシンプルです。
公演した後、子どもたちに舞台裏を
見てもらったとき、
シンプルだったという感想も
いただきます。

2019年11月7日(木)千葉県成田市立前林小学校で公演をしました。6年生の声です。

ぜひおうちで、地域で、園や学校で、
影絵劇を楽しんでくださいませ。

↓ご興味のある方は、
「いいね」をしてね↓

※影絵劇団「打ち出の小づち」Facebookページ

小規模の(児童数150名以下)
小学校や保育園などで
影絵人形劇の出張公演を
承ります。

(150人を超える場合は、
2ステージ開催がオススメ)

お気軽に
お問い合わせくださいませ。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください