「打ち出の小づち」の小さなひと振りから始まった~影絵劇団「打ち出の小づち」の足跡2019(1/3)~

児童たちや先生たちに参加してもらって、学校全体で影絵人形劇を楽しんでもらっています。

2019年ももうすぐ終わりますね。
本日、茨城県牛久市の保育園で
影絵人形劇をさせていただき、
これで今年の公演は終了です。

私が影絵劇団「打ち出の小づち」を旗揚げしたのは
2017年11月ですので、丸2年が過ぎました。

今年は小学校で公演する機会もいただき、
ゆっくりではありますが、前に進んでいると感じています。

年末はなぜか振り返りたくなる時期ですので、
今までの影絵劇団「打ち出の小づち」の足跡を振り返ります。

「打ち出の小づち」の小さなひと振りから始まった

2017年4月ごろ、ぼんやりと、
ひとりでも影絵劇ができるかもしれないなー
と思いました。

私は約12年間、影絵劇団に所属していたのですが、
児童数の少ない小規模の小学校は、
いろんなものに触れる機会が少ないのでは、
と感じていました。

小学校が劇団などを招く場合、
児童1人あたり数百円ずつを
各ご家庭から出していただいて、
費用を捻出することが多いのですが、
そうすると、小規模の小学校では
大規模の小学校と比べて、
児童1人当たりの負担が大きくなりますので、
劇団などを招きにくくなってしまいます。

もし、ひとりで影絵劇ができれば、
人件費も交通費も
遠方ならば宿泊費も抑えられるので、
小規模の小学校の子どもたちにも
影絵人形劇を楽しんでもらえるなー
と考えたのです。

でも、そのときは具体的にどうするかは
まだ見えていませんでした。

「ひとりで持ち運べるスクリーン」と
「ひとりでできる演目」が必要かなー
とぼんやり考え始めました。

そんな時期にたまたまフェイスブックで流れてきた
好きを仕事にする大人塾「かさこ塾」に申し込んだのです。
動機は、何かヒントを見つけたかったことと
卓球がしたかったことです。
(ここでは卓球の話は省略します)

これが梅津の卓球スタイルだ!

2017年5月~6月に「かさこ塾」を受講。
最終回では受講者がプレゼンをするのですが、
私はこのプレゼンの一番の目的を
「決意表明」と位置づけ、
手づくりの影絵の人形を持って
「影絵劇を始めます」的な話をしました。
劇団に所属していたときは
小学校で公演していましたが、
そのときはまだ、
ひとりで行う影絵人形劇の実態がなかったので、
ふわっとした話だったと記憶しています。

「かさこ塾」を受講している間、
影絵人形劇をどのようにするかを考える中で、
最初の演目を「一寸法師」に決めました。

「かさこ塾」で学んだことは
かさこさんを含め、かさこ塾のみなさんの
「好きなことに取り組む姿勢」です。
自分の気持ちに正直に、
真っすぐ素直に行動する姿はステキなんですね。

そのころからいろんなところでいろんな人に
「影絵劇を始める」と言いました。
そのとき、「影絵劇を小学校でしようと考えている」
と言っても、信じる人はほとんどいませんでした。

またこのあたりの時期に、
影絵劇団や人形劇団の稽古をいくつか
見学させてもらったりもしました。
ひとりで影絵人形劇をするヒントは
なかなか見つかりませんでしたが、
ひとつ気づいたことがあります。
それは、
今までの常識や枠組みに囚われていてはできない
ということです。
また、日本最大の人形劇の祭典「いいだ人形劇フェスタ」
ってのがあることをこのころから意識しました。
そのころはまだ「そういうのがあるんだ」くらいで
翌年に出ていることは想像していませんでした。

2017年は、前述の「かさこさん」を含めて
3人のユニークな人に会いに行きました。
あと2人は

「ホームレス小谷さん」と「福島正伸さん」です。

ホームレス小谷さんは、
おうちがない元芸人さんなのですが、
とにかく元気で、何でも面白がります。
そういえば、今日26日から
舞台に立つのは天才ばかりの「天才万博」が始まりますね。
ホームレス小谷さんとの出会い

福島正伸さんは、
大手企業にも関わるコンサルタントなのですが、
周りがやる気になる不思議な方です。
(3人のことはこんな短い言葉では表現できないですが、
この場では省略させていただきます。)

3人の共通点は、簡単に言うと、
既存の肩書き・枠組みには当てはまらないことです。

ひとりで影絵人形劇をするためには
今までの常識や枠組みを取っ払いたい
と考えていましたので、
3人の姿勢は見本にしている部分があります。

この甲斐あってか、
ひとりで影絵人形劇をする仕組みを
少しずつ形にすることができ

2017年11月に小さなイベントスペースで
影絵人形劇を行うことができました。

このときから
影絵劇団「打ち出の小づち」として
活動しています。
このときも「影絵劇を小学校でしようと考えている」
と言っても、信じる人はほとんどいませんでした。

ちなみに、影絵劇団「打ち出の小づち」の名前には
私の思い、願い、志を込めました。
参照:過去記事 なぜ「打ち出の小づち」って名前なの?

影絵劇団「打ち出の小づち」は
「打ち出の小づち」の小さなひと振りの
積み重ねから始まったのです。

<影絵劇団「打ち出の小づち」の足跡2019 明日に続く>


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小規模の(児童数おおむね150名以下の)
小学校や保育園などで影絵人形劇の出張公演を承ります。
(大規模の場合は、2ステージ開催をオススメします)
お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

 

 

 

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