「個性」は「経験」から生まれる

影絵人形を作っています。

自分のことを個性的でない
と考える方は
少なくないでしょう。

しかし、
人は誰でも個性的なのです。

「個性」はどこからどんなふうに
生まれるのかを考えてみます。

「経験」は人それぞれ違う

たとえ、
同じ学校で学んでも、
同じ職場で働いても、
同じ地域や同じ家庭で育っても
経験は人それぞれ違います

その経験に対する感じ方や考え方も、
人それぞれ違います。
その感じ方や考え方によって生まれる
こだわりも、人それぞれ違います。

例えば、
影絵劇団「打ち出の小づち」の
「個性」も、
「経験」から生まれたものです。

影絵劇団の一員として巡回公演をしていた中で

私は12年間、
影絵劇団に所属をしていて、
日本全国の小学校で
公演をしていました。

少なく見積もっても、
500か所以上の小学校で、
10万人以上の児童たちの前で、
影絵人形劇をしてきました。

巡回公演するメンバー4~5人、
私は人形師を務めていました。
前説を務めることもありました。

移動は、ワンボックスカーです。
1台にメンバー全員が乗り、
機材も積み込みます。
北海道や九州に行くときは、
カーフェリーを利用しました。

公演にかかる料金は、
小学校の規模などによって
異なる部分もありますが、
基本的に、
児童1人当たりいくらという形で、
公演を開催していました。
このような料金設定の影絵劇団は
他にもあるようです。

影絵劇団に所属をしていて、
巡回公演をする中で、
「小規模の小学校は
劇団などを呼びにくいの?」
と感じていました。

小規模の小学校の児童たちは機会に恵まれない?

巡回公演には、
4~5人の人件費、ガソリン代、
高速代、フェリー代、宿泊代など
の費用がかかります。
児童1人当たりいくら
という料金設定なら、
児童数の多い小学校では、
公演費用をまかないやすいのですが、
児童数の少ない小学校では、
児童1人当たりの負担が大きくなるため
公演を開催しにくいと感じました。
小規模の小学校の児童たちは、
影絵人形劇に限らず、
いろんなことに触れる機会が
少ないかもしれないと感じました。

「経験」の中で感じたこと、考えたことを形に

そこで、
小規模の小学校の児童たちにも
影絵人形劇に触れる機会を提供したい
と考えて
影絵劇団「打ち出の小づち」の活動を
始めました。

影絵人形劇は、
抽象的な影で表現をします。
観る人それぞれで
感じ方、考え方が異なります。
例えば、服はどのような色なのか、
主人公はどのような表情で
笑っているのか、泣いているのか
などが観る人それぞれで異なります。
自分で感じて自分で考える
きっかけになる影絵人形劇を
多くの児童たちに楽しんでほしい
と考えています。

小規模の小学校に
影絵人形劇を届けるためには
公演費用を抑えよう!

公演費用を抑えるためには
ひとりで影絵人形劇をしよう!

ひとりで影絵人形劇をするためには
機材を減らそう!
観客を巻き込んだ参加体験型だ!

などなど、経験の中で
感じたこと、考えたことを
形にしていきました。

このように、
「個性」は「経験」から生まれる
と考えています。

経験は、人それぞれ違います。
その経験に対する感じ方や考え方も、
人それぞれ違います。
その感じ方や考え方によって
生まれるこだわりも、
人それぞれ違います。

だから、人は誰でも個性的なのです
ご自身の経験や、
その経験に対する
感じ方、考え方、こだわりを
大切にしましょう。

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※影絵劇団「打ち出の小づち」Facebookページ

小規模の(児童数150名以下)
小学校や保育園などで
影絵人形劇の出張公演を
承ります。

(150人を超える場合は、
2ステージ開催がオススメ)

お気軽に
お問い合わせくださいませ。

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