【影絵人形劇】とあるテレビ出演の依頼を断った理由
影絵劇団「打ち出の小づち」の強みが出ない
と判断したからです。
先日、とある深夜番組の出演の依頼が来ました。
影絵の講師として、手影絵を教えてほしい、と。
でも断りました。
テレビに出れば良い
というわけではないのです。
コラボをすれば良い
というわけではないのです。
テレビに出れば認知度が高まる可能性はあります。
でもテレビでは影絵劇団「打ち出の小づち」は
チープに映ると考えていました。
・おっさんひとりでしている。
・スクリーンもひとりで持ち運べる小さなサイズ。
・仕組みもひとりでできるほどシンプル。
芸能人たちの華やかさ、テレビ番組の大掛かりなセット
の前では、どう考えてもチープに映ります。
影絵劇団「打ち出の小づち」の強みは、
このチープさでもあるのですが、
小学校ではこのチープさが親しみやすさになります。
いくら素晴らしい影絵を見せても、
小学生たちが「敷居が高い」と感じてしまっては、
小学生たちに芸術に親しんでもらうことはできません。
そこで大切なのが、
チープさ、気軽さ、親しみやすさです。
でもテレビ番組では、
チープさが良い方向に出ないと判断したのです。
小学生たちには
気軽に参加できるくらいのほうが盛り上がります。
参加してワイワイしてくれたほうが盛り上がります。
一方、芸能人たちには
すごいものを見せたり、難しいことをさせたりして、
リアクションをしてくれたほうが盛り上がります。
だからチープさの良い面が出ないと思うのです。
チープさは状況によって
強みにも弱みにもなります。
チープさが弱みになると判断して
テレビ出演の依頼を断ったのです。
これからも
チープさ、気軽さ、親しみやすさを活かせる場で
影絵人形劇をしていきます。
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※影絵劇団「打ち出の小づち」Facebookページ
小規模の(児童数おおむね150名以下の)
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