「いいだ人形劇フェスタ」が行われる長野県飯田市はこんなところ
日本最大の人形劇の祭典「いいだ人形劇フェスタ」が行われる
長野県飯田市ってこんなところです。
飯田市は、長野県の最南端に位置し、
東に南アルプス、西に中央アルプスがそびえ、
南北に天竜川が貫く日本一の谷地形が広がり、
豊かな自然と優れた景観、四季の変化に富み、
気候風土に恵まれています。
古くは東山道、近世以降は三州街道、遠州街道などの陸運や
天竜川の水運にも恵まれ、交通の要衝として繁栄し、
経済的にも文化的にも独自の発展を遂げ、
神楽や人形浄瑠璃などの民俗文化が
今なお暮らしの中に息づいています。
「人形劇のまち」と呼ばれているのは、
人形浄瑠璃などが盛んに行われていたからなんですね。
また、養蚕や水引などの伝統産業により
発展してきた飯田市は、
現在では先端技術を導入した精密機械、
電子、光学のハイテク産業をはじめ、
半生菓子、漬け物、味噌、酒などの食品産業、
市田柿、りんご、なしなどの果物を中心とする農業などが
盛んに行われています。
風越(かざこし)山麓に湧く名水「猿庫(さるくら)の泉」。
今でも、野外で茶や抹茶を楽しむ茶会・野点(のだて)が盛んに行われ、
古くから茶の湯文化に親しむ気風は、
茶道に欠かせない和菓子文化の繁栄につながりました。
また、お茶請けの漬物も名物。
味噌漬け、粕漬け、野沢菜漬けなどのバリエーションも豊富。
さらに、くだものの宝庫。
豊富な日照時間と内陸性の昼夜の寒暖差、段丘の地形を生かして、
りんご、梨、桃や柿が栽培され、
全国でも有数の生産量を誇っています。
なかでも、全国的にも有名な干し柿「市田柿」は、
伊那谷の独特な気候から生まれた伝統食であり、
もっちりとした食感と上品な甘味が特徴。
自然の甘さをもつドライフルーツであると同時に、
高級和菓子にも位置づけられ、幅広い支持を得ています。
長野県飯田市はこんなところなんですねー。