自分がコントロールできるのは自分だけ
いつも考えていることを書きます。
経営のことですが、教育の現場にも通じることがあります。
周りを変えても良いことはない
周りの環境は変えられません。
過去のことは変えられません。
他人も変えられません。
なのに人は、
他人を批判する、責める、文句を言う、ガミガミ言う、
脅す、罰する、目先の褒美で釣る、
ということをしてしまいます。
短期的には、ひょっとしたら成果が出るかもしれません。
しかし、長期的な視点で見れば、
相手のやる気は下がり、
相手との一体感・信頼関係は損なわれることでしょう。
他人や環境を変えようとしても良いことはないのです。
相手を尊重して、自分をコントロールする
重要なのは
傾聴する、支援する、励ます、尊敬する、
信頼する、受容する、意見の違いを交渉する、
という態度です。
尊重し合って、助け合って、すり合わせて、
同じ目的に向かって進むことが大切なのです。
では、自分をコントロールするとはどういうことかというと、
目的に近づくように「思考」と「行動」を向けるということです。
「感情」や「生理反応」はコントロールが難しいです。
適切な「思考」と「行動」を選択することが私たちにできることなのです。
企業の場合、
経営者と従業員全員の共通の目的を定めて、
その目的を浸透させることが何より重要で、
何より難しいだろうと感じます。
教育の現場においても、
教師と生徒との間に信頼関係を築いて、
共通の目的を定めて、その目的を浸透させることが
クラスの一体感を生むことでしょう。
目的に向かう最高最善の「思考」と「行動」を
選択し続けることに注力することが大切なのです。
それぞれが自分をコントロールすることに注力すると、
素晴らしい組織になることでしょう。
影絵で自分の思考と行動をコントロールする疑似体験を
私たちは、参加型体験型の影絵劇を行っています。
観ている方々に影絵の人形を持っていただくシーンがあります。
自分で考えて自分で動かすことは、自分をコントロールすることです。
そのときに感じる気持ちもあることでしょう。
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