塩谷町立船生小学校での公演を終えて

2024年10月4日(金)は
栃木県塩谷町立船生小学校で
影絵人形劇の公演を行いました。

塩谷町立船生小学校にて

全校児童100名ちょっと。
全校児童が一緒に観劇。
参加体験型の影絵人形劇を
楽しんでくれました。

この小学校さんでは
今年の芸術鑑賞会は何にしよう
と考えているときに
このブログを見てくださって
お声をかけていただきました。

こんなポスターを作成してくださり
各クラスで紹介をしてくださっていたようです。
ありがとうございます。

塩谷町立船生小学校のポスター

午後公演だったのですが、
公演前に給食をいただきました。

塩谷町立船生小学校にて給食をいただきました

公演後、校長先生、ご担当の先生と
お話しをしていたのですが、
ご担当の先生は、
授業に活かすことを考えておられていたので
僕はこんなことを考えて、
影絵人形劇を作ったり、行ったりしている
とお話ししました。

ご担当の先生もそうだったのですが、
一般的に、芸術鑑賞会を行う際、
先生側からすると高尚なものを
児童たちに見せたい
という考えをお持ちかなと思います。

でも僕の場合は、
ハードルを思いっきり下げることを
考えています。

児童たちに、
高尚な芸術作品を見せることは
とても大切ですが、
「すごい!」と感じても、
「やってみたい!」と感じるかは
別物だと思うんです。

「すごい!」だけで終わってしまう
ケースは多いと思うんです。

児童たちにもっと
文化芸術に親しんでもらうためには
「やってみたい!」と感じてもらって
「やってみよう!」と思ってもらうことが
大切だと考えています。

そこで
ハードルを思いっきり下げる、
敷居を思いっきり下げる、
そんなことを僕は考えているのです。

先生方からお問い合わせをいただくときに
「参加体験型の影絵人形劇って、
うちの子たちにできますか?」
と心配される先生方もいます。

僕は即答します。「できます!」と。
正解も不正解もないですから。

先生方はどうしても
「正解しなきゃ!」
と考えてしまうのですが、
児童たちが人形をするのは
「正解も不正解もない」です。
というよりも
「何をしても正解」
といったほうが良いかもしれませんね。

人形の動かし方には「個性」が表れます。

個性って不正解がないですよね。
不正解って評価できないですよね。
評価できると言い張る人がいたら
「何様やねん!」となると思うんです。
だから個性は全部正解だと思うんです。

人形の動かし方も同じです。

児童たちには
やってみたいという気持ちを大切にしてほしい
と考えて、
今の影絵人形劇のスタイルが生まれたのです。

もうひとつ、
僕が大切にしている考え方を話しました。

それは
児童たちが参加しやすい雰囲気を作るために
児童たちが体育館に入ってくるときに
あいさつをすることです。

当り前のことだと感じる方もおられるでしょう。
でも当り前じゃないみたいなんです。

例えば、
お芝居でも、お笑いライブでも、
ビジネスセミナーでも
出囃子やMC、司会者の方の合図で
登場するケースは少なくありません。

有名人ならそれでもいいですが、
有名人でもないのに
そんなことをする人もいるみたいです。

登場するのをもったいぶったりして
自分の立場を上に見せるための
演出をしている人もいます。

でもこういうことをやったら
参加しやすい雰囲気は作れないと思うのです。

人間が一番不安や恐怖を感じるものは
得体の知れないものです。

「お前、誰やねん!」っていう
何者か分からない人が登場してきて
「参加したい人!」と訊いても
安心して手を挙げられないと思うのです。

せめて、どんな顔で、どんな表情で、
どんな話し方で、どんな声のトーンで、
どんなことをする人なのか、
など、
なんとなく分かってもらいたいのです。
登場をもったいぶりません。

安心感を持って観劇してもらうためには
安心して参加してもらうためには
重要なことだと考えています。

小学校の先生方が気を遣って、
登場の場面を作ろうとしてくださる
こともありますが、
僕は児童たちが体育館に入ってくるときから
あいさつをしたいのです。
児童たちが参加しやすい雰囲気を作るために。

このようなことを
校長先生とご担当の先生とお話ししました。

僕の考え方が絶対ではないのですが、
「こんな人間だよ」
って知ってもらったほうが良いと思って
僕の感じ方、考え方をお伝えしています。

 

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