ブレない軸を持つためには
「したいこと」と「できること」、
どちらを大切にしますか?
どちらも大切ですが、
「したいこと」に比重を置きたい
と考えています。
例えば、小学生たちには「算数が好き」なら
その気持ちをいつまでも大切にしてほしい
と思います。
小学校では
「好き」だけではなかなか評価されませんので、
知らず知らずのうちに
「できること(テストの点数など)」
を重視してしまいます。
「できること」はもちろん大切ですが、
「できること」は比較論です。
もっとできる人が現れると
「できる!」と胸を張って言えなくなる
恐れがあります。
そのうち「算数が好きではない」
となってしまう恐れさえあります。
「算数が好き」なら、
思うように成績が上がらなくても
「算数が好き」という気持ちを
いつまでも大切にしてほしい
と私は考えています。
「したい」という気持ちを
大切にしたほうが
ブレない軸を持つことができる
と私は考えています。
参加体験型の影絵人形劇を小学校でするとき、
先生から「うちの子どもたちにできますか?」
と聞かれることがあります。
私は「大丈夫です!」と即答します。
人形を動かしたい気持ちに
正解も不正解もないですから。
「人形を持ちたい人!」
と子どもたちに呼びかけると、
多くの子どもたちが手を挙げてくれます。
大人なら「上手くできるかな」とか
「他の人はどう思うかな」とか考えて
手を挙げるのを躊躇するかもしれませんが、
子どもたちは
「したい」という気持ちのほうが強いようです。
この「したい」という気持ちを
いつまでも大切にしてほしいのです。
この気持ちが志を育むことにつながる
と考えています。
↓ご興味のある方は、 |