【芸術鑑賞会】演目紹介:ブレーメンの音楽隊
影絵劇団「打ち出の小づち」は
小規模の小学校を中心に
影絵人形劇の公演をしています。
今回は、
影絵人形劇の演目の紹介をします。
演目のひとつに
「ブレーメンの音楽隊」があります。
演目を「ブレーメンの音楽隊」に
決めるときも
一寸法師のときと同じく
3つのことを考えました。
➀多くの人が知っているお話
➁登場人物が少ないお話
③影絵的な遊びができるお話
▶参照:【芸術鑑賞会】演目紹介:一寸法師
ただ、「ブレーメンの音楽隊」は
もうひとつの試みがありました。
それは、
複数人が参加できる演目にしよう
ということです。
「一寸法師」は
児童たちが1人ずつ
参加します。
複数の児童たちが参加して
ワイワイできる演目を作ろう
と考えたときに、
全員が同じ目的に向かってする
ということを重視しました。
「ブレーメンの音楽隊」には
ロバ・イヌ・ネコ・ニワトリが
登場します。
ロバ・イヌ・ネコ・ニワトリが
同じ目的に向かって歩きます。
4人に参加してもらうと
面白いかなと考えました。
また、
ドロボウをやっつけるシーンでは
ロバはドロボウに体当たりをし、
イヌはドロボウに噛みつき、
ネコはドロボウを引っ搔き、
ニワトリはドロボウを突っつきます。
ここでは、
細かい動きよりも、
ドロボウをやっつけるんだ
という気持ちが大事で、
参加するみんなが
同じ目的に向かって
人形を動かします。
複数の児童たちに参加してもらうと
より一体感を醸成することにも
つながります。
他の児童たちと一緒に創り上げる
体験をしてほしいと考えています。
そして、
児童たち、親御様方、先生方に
伝えたいこともあります。
ロバ・イヌ・ネコ・ニワトリは
年を取ったり、
役に立たないと言われたり、
辛い目にあったとしても、
音楽隊になる
という夢に向かって
歩き出しました。
いくつになっても新しいことに
チャレンジすることは
大切だなと考えています。
みなさんには
いろんなことにチャレンジしてほしいです。
招いてくれたからには
親御様方や先生方が
子どもたちに伝えたいメッセージを
盛り込むことも考えています。
影絵劇団「打ち出の小づち」は、
小学校や保育園などが
ひとつになって楽しめるように
私たちにできることをしていきます。
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