【おうちでできる算数】植木算➀【簡単解説】
小学生の皆さん、
おうちで過ごす時間にちょっとだけ
算数の問題を解いてみてはいかが?
問題
150メートルの道路の端から端まで、
30メートル間隔で木を植えるとき、
何本の木が必要になるでしょうか?
ネコが歩いていますが、気にしないで
問題を解いてみてくださいね。
それでは解説に行きますよ~
解説
150メートルの道路に30メートル間隔なので
150÷30=5
「5本!」と答えていませんか?
5本ではありません。
上の絵はヒントでしたね。
5本の木が描かれていますが、
150メートルではなさそうですよね。
もう1本、木があれば
150メートルになりそうですね。
正解は、6本でした!
では、考えていきましょう。
例えば、
30メートルの道路の端から端まで、
30メートル間隔で桜の木を植えたとすると、
木の間隔は1つで桜の木は2本必要ですね。
60メートルの道路の端から端まで、
30メートル間隔で桜の木を植えたとすると、
木の間隔は2つで桜の木は3本必要ですね。
「道路の長さ150メートル」を
「木の間隔30メートル」で割った
「5」は、「木の間隔の数」なんですよ。
「木の間隔」で割るというのは、
「木の間隔」がいくつあるかを求めることなんですよ。
「木の数」は、「木の間隔の数」と同じですか?
違いますよね。
「木の数」は、「木の間隔の数」より「1」多いですよね。
ですので、
150(道路全体の長さ)÷30(木の間隔の長さ)
=5(木の間隔の数)
5(木の間隔の数)+1=6(木の数)
正解は、6本になります。
分かりましたか?
ここで大事なことは3つです。
➀図を描く
➁数が小さくした場合はどうなるかを考える。
③ルールを見つける
文章を読んで、
頭の中だけで考えようとすると
思い違いをしたり、
思ったよりも考える時間がかかったりしがちです。
文章題が苦手な子は、
文章をイメージできていないことが多いです。
「文章だけではよくイメージできないなー」
と思ったら、イメージして整理するために
図を描きましょう。
次に、数を小さくした場合を考えてみましょう。
今回の問題の場合、木の間隔が1つの場合から考えました。
そうすることで、
150÷30ではダメだということに気づきます。
それから、ルールを見つけましょう。
道路の長さを木の間隔の長さで割ると、
木の間隔の数だな。
木の数は、木の間隔に1を足した数だな。
図を描いて、数を小さくした場合を考えると、
気づきやすくなります。
もう1度、言いますね。大事なので。
文章題は、このように図を描いて
解いていくことをオススメします。
複雑な問題でも解答に近づきやすくなりますよ。
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