笑いとは信頼関係~志村けんさんを見て思うこと~
志村けんさんが2020年3月29日に亡くなりました。
小さいころから笑わせていただきました。
志村さんの追悼番組や
過去のコント映像を見たり、
芸人仲間などの話を聴いたりして、
笑いをとるためには、
相手との信頼関係を築くことが大切
だと改めて思いました。
いくら面白いことをしても、
面白い人と同じことをしたとしても、
観客や視聴者が面白いと感じられる状態でないと
笑いません。笑えません。
志村さんがドリフに加入したばかりのころ、
お客さんの笑い声は薄かったのです。
お客さんは「誰これ?「こいつで大丈夫?」
などと感じていたようです。
お客さんとの間の信頼関係がとても大切なんです。
もちろん共演者との間の信頼関係も大切です。
信頼関係がないと、
良い間(ま)や空気感が生まれにくいことでしょう。
志村さんは、
お客さんに対しても、共演者に対しても、
信頼関係を築こうとしていたように感じます。
この姿勢は、
私が小学校などで影絵人形劇を行うとき、
見習っています。
子どもたちと信頼関係を築かないと、
子どもたちは笑ってくれませんし、
影絵人形劇の参加体験をしてくれません。
これからも
どの世代にも愛される志村さんの姿勢を見本に、
私も影絵劇団「打ち出の小づち」としての活動を続けていきます。
今まで笑かせてくれてありがとうございました。
心からお悔やみを申し上げます。