勉強させようとしても、子どもたちが勉強しない理由
自分が子どもだった頃を
思い出せば分かるはずです。
学級閉鎖などで休校になったときに
勉強しましたか?
夏休みや冬休み、春休み、
ゴールデンウィークなど
長期の休みのときに勉強しましたか?
親から「勉強しなさい」と言われて、
素直に勉強しましたか?
自分がしていなかったことを
子どもたちにさせようと思っても
無理な話です。
なぜなら、
言葉に重みがないからです。
子どもたちに
「なぜ勉強したほうが良いの?」
と聞かれたときに
重みのない言葉でしか
答えられないのです。
同じ文言を発していたとしても、
伝わる人と伝わらない人がいます。
それは、
経験に基づいた言葉かどうか
の違いが大きいと考えています。
でも、すべてのことを
経験することはできませんよね。
経験がない場合は、
伝えることができないのか
というと、
そうではないとも考えています。
経験のない場合は、
信頼関係を築いてから
伝えることです。
我が子なら当然、
信頼関係が築けているでしょ
と考えるかもしれませんが、
信頼関係を築けていない
親子も少なくない
と思います。
一緒に過ごす時間が長ければ良いのか
といえば、そうではないでしょう。
信頼関係を築くためには、
なってほしい姿を
子どもたちに見せることです。
子どもたちに
嘘をついてほしくないなら、
自分が嘘をつかない。
子どもたちに
元気に挨拶をしてほしいなら、
自分が元気に挨拶をする。
子どもたちに
素直でいてほしいなら、
自分が素直にする。
例えば、
いつも「嘘をつくな」
と言っている親が
嘘をついているところを
子どもたちが見たら、
子どもたちは嘘をつくことを
悪いことだと思わなくなります。
親だから嘘をついて良い
ということはありません。
上から押し付けるだけでは
通用しません。
だからと言って、
親が完璧な人間でなければいけないか
というと、そんなことはありません。
完璧な人間なんていないので、
完璧でないことを自覚して、
子どもたちと一緒に
成長していけば良いのです。
子どもたちに成長する姿を
見せることで、
子どもたちも成長していきます。
子どもたちに何かを伝える前に、
子どもたちと信頼関係を築くことが
重要なのです。
話が逸れましたが、まとめると、
子どもたちに伝えるために
大切なことは、
➀経験に基づいて伝えること、
➁信頼関係を築いてから伝えること、
だと私は考えています。
子どもたちに勉強をしてほしいなら、
親がまず勉強することです。
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