影絵人形劇で大切な3つの心
私は影絵人形劇に携わってきて、
影絵人形劇には3つの心
「絵心」「芝居心」「遊び心」
が大切だということに気づきました。
この3つの心について記していきます。
①絵心
「私は絵心がないから…」
などと思ったことのある方も多いでしょう。
「絵心」とは、
絵が上手か下手かということではありません。
絵を描こう、絵を楽しもう
という気持ちがあれば、
「絵心」はあるのです。
ということは、
「絵心」とは人それぞれ違うものなのです。
否定するものでもありませんし、
他人と比べるものでもありません。
個性なのです。
まずは、絵を描こう、絵を楽しもう
という気持ちを持つことが大事なのです。
②芝居心
影絵劇では、人形や手の影を映し、
影で芝居をします。
「芝居心」が大切になってくるのです。
自分の持っている人形や自分の手の
大きさや動きを知らないと、
芝居をすることができませんので、
芝居をするためには、
自分を知ることが重要なのです。
また、影で芝居をするため、
表現できることも限られてきます。
あれもこれも伝えようとしても伝わりません。
本質を伝えようとしなければいけないのです。
自分の表現方法を知り、
本質を伝える「芝居心」が大事なのです。
③遊び心
影で表現するという制約の中で、
「いかに遊ぶか」も大切です。
自分で限界を決めないこと、
制約の中で柔軟に考えることが必要なのです。
これは「可能性を信じているかどうか」
ということになってきます。
「もっと面白い表現があるのではないか」
という可能性を信じ続けることが
「遊び心」につながるのです。
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