観客からどのような影が見えているかを意識する

影絵劇では、影絵をスクリーンに映します。スクリーンを隔てて、演者と観客が向かい合っているのです。その中で、どのようなことを考えているのかを記します。

観客からどのような影が見えているか

こちらから見える影とあちらから見える影は違います。スクリーンに映る部分と映らない部分を把握しないと、全身が映っていなかったり、余計な部分が映っていたりします。観客からどのように見えているのかを考えることが大切です。

視野を広くする

自分の持っている人形や自分の手影絵ばかりに気をとられていると、影がきれいに映っていない場合があります。常にスクリーンに映っている影を見て、人形や手を動かさなければいけないのです。

ときには観客のリアクションも気にする

スクリーンがあるので、演じているときは観客の顔が見えません。観客のリアクションが薄い場合、観客から見えている影に問題があるかもしれません。スクリーンを見て、観客からどのような影が映っているのかを見直します。影絵を通して、観客のみなさまとコミュニケーションをとっているんですね。

 

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