相手に話が伝わりにくいと感じたときは、ここを見直そう!

相手が受け取る態勢になっているかどうか。
相手が受け取る態勢になっていないと、
いくら良いことを言ったとしても、したとしても、伝わらないものです。
この先生の話は記憶に残っているけれども、
この先生の話は記憶に残っていないということは
誰しも経験があることでしょう。
内容の良し悪しはあるかもしれませんが、
そこには先生のことを信頼しているか、
先生のことが好きか、が大きく関わってきます。
また、最初から細かい話ばかり話しても伝わりません。
物事を伝えるときに最初にいろんなことを伝えても
なかなか伝わりにくいものです。
概要、全体像を捉えていない相手には
細かいことがイメージできないのです。
だから、概要、全体像を伝えて、
これがある程度伝わったことを確認して、
細かいことを伝えたほうが伝わりやすいのです。
このことは私も影絵劇で意識しています。
劇場に足を運ぶ観客は興味を持っている場合が多いですが、
親御さんに連れられて来るお子さまは
そこまで興味があるかどうか正直のところ分かりません。
だから本編に入る前の話も大切だと考えています。
落語の「枕」、お笑いの「つかみ」が大切なのと同じですね。
伝えたいことは、相手を受け取る態勢にしてから、伝えることです。
「親、先生、上司、監督、コーチ、先輩、年長者の言うことは聞け!」
というのはあまりにも乱暴なのです。
親でも、先生でも、上司でも、監督でも、コーチでも、先輩でも、年長者でも、
相手(子どもや生徒、部下、選手、後輩、年下)が受け取る態勢になっているか
を考えなければいけないのです。
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