影絵劇団「打ち出の小づち」の2020年と今後
今年2020年、世界中に大きな苦難が訪れました。
影絵劇団「打ち出の小づち」も同じで、
今年の公演は、
文化庁「芸術家の派遣事業」によるものだけにしました。
この文化庁「芸術家の派遣事業」は、
前年度に小学校が申請し、
採択されると
今年公演を行うというもので、
前年度にお声がけをいただいたので、
「何としてもしたい!」
ということで、実現にこぎつけました。
2021年度の公演のために
お声をかけてくださっている小学校さまもあります。
ありがとうございます。
来年度も実施できることを願っています。
影絵劇団「打ち出の小づち」は
私ひとりですので、
まだ苦難は小さいほうでしょう。
劇団員を抱えていて、
事務所やスタジオなどを構えていて
固定費の比重が大きい劇団は
もっと大きな苦難に直面しているでしょう。
影絵劇団「打ち出の小づち」は
私ひとりですので、
方向は私ひとりで決めることができます。
今は我慢のとき
だと判断して活動を抑えることも可能でした。
世間では、
オンライン化・リモート化が進んでいます。
何でもかんでも
「オンライン化・リモート化にしろ」
という人がいますが、
影絵劇団「打ち出の小づち」は、
オンライン・リモートで
影絵人形劇の公演をしようとは考えていません。
それは、強みが損なわれ、
機会よりも大きな脅威が現れるからです。
オンライン・リモートでは
他の映像作品と同じ土俵で戦わなければいけません。
映画やアニメと同じ土俵に立つことになるのです。
影絵は、気軽にできることが良さであるのに、
映像として観てもらうだけなら
影絵である必要がなくなってしまいます。
また影絵劇団「打ち出の小づち」の強みは
参加体験です。
劇の中で参加体験してもらうのですが、
オンライン・リモートでは
観客の皆さまに参加体験してもらえません。
強みが損なわれるうえに
より強い競争相手と
戦わなければいけません。
これでは厳しいです。
影絵劇団「打ち出の小づち」は、
目の前の児童たちを楽しませることに
集中していきます。
以前、お母さんとお子さまに
とても喜んでいただいたことがありました。
このようなことがあるので、
私は影絵人形劇を続けていきたい
と考えています。
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※影絵劇団「打ち出の小づち」Facebookページ
小規模の(児童数おおむね150名以下の)
小学校や保育園などで影絵人形劇の出張公演を承ります。
(150人を超える場合は、2ステージ開催がオススメです)
お気軽にお問い合わせくださいませ。