何を学ぶか、よりも大切なこと
誰から学ぶか、です。
同じような内容の話を聴いたとしても、
この人の話は伝わってくるけど、
あの人の話は伝わってこない、
ということがあります。
この違いは何か。
それは、話し手との関係です。
信頼関係が出来ていると、話は伝わってきますし、
信頼関係が出来ていないと、話は伝わってきません。
好きな先生が教える科目は身につきやすいですが、
好きではない先生の科目はなかなか身につかない
という経験をしたことがある人も少なくないでしょう。
誰から学ぶか、がとても大切なのです。
また、聴き手は意識をしていなくても
経験に基づいて話しているか、
聴き手のことを想って話しているか、
などを感じるものです。
話の内容はある程度まねることはできても
経験は独自のもの、
経験した人にしか伝えられないものがあるのです。
他人から聞いただけのような薄い話をしていたり、
自分のことしか考えずに話をしていたりすれば、
聴き手は信頼できないと感じてしまうのです。
何を学ぶか、よりも
誰から学ぶか、のほうが大切なのです。