ひとりで出来る仕組み、演目、演出を考えて
影絵劇団「打ち出の小づち」は、
私ひとりで小学校等に出向き、
ひとりで公演をします。
人形を動かすのは
私ひとりではありません。
子どもたちに参加してもらいます。
このようなスタイルは
影絵劇団に所属していたときに
感じた問題点から生まれました。
劇団の規模にもよりますが、
私のいたところは
4~5人で廻っていました。
4~5人分の人件費がかかります。
4~5人分の宿泊費もかかります。
ある程度まとまった金額が必要です。
大規模の小学校なら
児童1人当たり何百円かを徴収して
劇団を招きやすいのですが、
小規模の小学校では
劇団を招くことが厳しいのかな
と感じました。
そこで
ひとりで出来る仕組みを考え、
ひとりで出来る演目を考え、
ひとりで出来る演出を考えました。
私ひとりで小学校に出向き、
私ひとりで公演を行うと、
比較的低価格で
影絵人形劇を提供できる
と考えたのです。
こんな仕組みでやっています。
準備中【影絵劇団「打ち出の小づち」】 – YouTube
私ひとりで公共交通機関で
持ち運べるような
スクリーン等にしています。
こんな演目・演出です。
公演ダイジェスト【影絵劇団「打ち出の小づち」】 – YouTube
児童たちに人形を持ってもらって
私が手影絵を映したり、
私が突っ込んだりすれば
私ひとりでも出来ると考えました。
他の劇団や常識に囚われていると
「ひとりでやろう」
とは考えなかったと思います。
自分の経験してきたこと、
経験の中で感じて考えたこと、
経験の中から生じたこだわりたいこと
からこのスタイルが生まれました。
「経験」と「こだわり」から
独自の価値が生まれる、
究極を追求するとオリジナルになる、
と私は考えています。
↓ご興味のある方は、 |