【芸術鑑賞会】演目紹介:一寸法師

参加体験型の影絵人形劇をしています。

影絵劇団「打ち出の小づち」は
小規模の小学校を中心に
影絵人形劇の公演をしています。

今回は、
影絵人形劇の演目の紹介をします。

演目のひとつに
「一寸法師」があります。
「一寸法師」は、
私が最初に作った演目です。

ヤカンが流れてきた!一寸法師、ピンチ!

演目を選ぶときに
次の3つを考えています。
➀多くの人が知っているお話
➁登場人物が少ないお話
③影絵的な遊びができるお話

劇団旗揚げの構想段階から
小学校などで公演することを
考えていたので
「➀多くの人が知っているお話」
じゃないと
小学校などは依頼しにくいなー
と考えました。
知名度のないお話では
そのお話の説明をしなくては
伝わりません。
しかし、
多くの人が知っているお話なら
説明しなくても伝わります。

一寸法師とカタツムリ。

また、劇団旗揚げの構想段階から
ひとりで影絵人形劇をしよう
と考えていたので、
「➁登場人物が少ないお話」
じゃないと
難しいなーと考えました。
ひとりで行うことを考える中で
参加体験型も生まれました。

一寸法師は勇気を持って鬼に立ち向かいました。

そして影絵劇団なので、
「③影絵的な遊びができるお話」
にしたいと考えました。
そのときに思いついたのが
お姫様が打ち出の小づちを振って
一寸法師が大きくなるシーンです。
影の大きさを変えることで
このシーンを表現できるかなと。

お姫様が打ち出の小づちをトントンと振りました。すると・・・

最初の演目に
「一寸法師」を選んだ理由は
上記3つですが、
影絵人形劇「一寸法師」を作る中で
次のような「一寸法師」の姿勢が
好きになりました。

体が小さいことは、
弱みかもしれません。
それでも一寸法師は、
明るく元気に前向きに
過ごしました。
そして
立派な侍になるという
夢も持ちました。
鬼に立ち向かう
勇気もありました。

この一寸法師のように
明るく元気に前向きに
夢を持って勇気に持って
過ごすことが大切だと
私は考えています。

この「一寸法師」の姿勢を
児童たち、親御様方、先生方に
伝えたくて
「一寸法師」をしています。

一寸法師がカメの背中に。浦島太郎みたいになっちゃいました。

また、劇団名は
こんな「一寸法師」に登場する
「打ち出の小づち」から
とりました。
そして、
次のような思いも込めました。

願いごとを唱えて振ると
願いごとが叶う
「打ち出の小づち」が
目の前にあるとしたら、
どんな願いごとをしますか?
でも、「打ち出の小づち」は
実在しません。
願いごとはあるのに、
「打ち出の小づち」はない。
願いごとを叶えるには、
自分にできることをひとつずつ
積み上げていくことが
大切です。
自分で感じて自分で考えて、
小さくてもひとつの
行動を起こすことが
「打ち出の小づち」の
ひと振りになり、
願いごとに近づいていくのです。
「打ち出の小づち」が溢れる
世の中になることを願って。

影絵劇団「打ち出の小づち」は、
「一寸法師」の姿勢を見習い、
自分の「打ち出の小づち」を大切に
私たちにできることをしていきます。

 

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※影絵劇団「打ち出の小づち」Facebookページ

小規模の(児童数150名以下)
小学校や保育園などで
影絵人形劇の出張公演を
承ります。

(150人を超える場合は、
2ステージ開催がオススメ)

お気軽に
お問い合わせくださいませ。

 

 

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