【影絵人形劇】スクリーンと灯りの位置はどのように決めるの?
影絵人形劇をするときは、
スクリーンと灯りの位置がとても重要です。
影絵劇団「打ち出の小づち」では
灯りはプロジェクターを使用しています。
先日、スクリーンとプロジェクターの位置関係について
お問い合わせをいただいたので、
スクリーンとプロジェクターの位置の決め方についてお話しします。
➀まず、スクリーンの横幅いっぱいに光が当たるように、
プロジェクターを遠ざけていって最適な位置を見つけます。
当劇団の場合は、
横幅1.2mくらいの60インチのスクリーンを使用して、
スクリーンから2mくらいのところにプロジェクターを置いています。
スクリーンとプロジェクターの距離が分かりますか?
➁次に、スクリーンのどの範囲に光を当てるのかを決めます。
しゃがんで影絵を映すときに、
しゃがんでいる人の頭の影が映らないように、
地面からいくらかの高さには光を当てません。
プロジェクターの光を上下に動かしてみて、
光を当てる最適な範囲を見つけます。
当劇団の場合は、地面から1.1mくらいは光を当てていません。
演じる人の頭が映らないように光を当てます。
③そして最後に、プロジェクターを置く高さを決めます。
普通は平行か、やや低めの位置からスクリーンに光を当てますが、
影絵では高めの位置から映すほうが影絵をしやすいです。
低い位置から光を当てると、
しゃがんでいる人の頭が予期しないところで
映ったりしてしまいます。
影絵人形劇を演じるスペースを確保しやすいので、
少し高めの位置にプロジェクターをセットします。
長机の上に少しずつ空き箱や本などで高くしていって、
最適なプロジェクターの位置を決めます。
少し高い位置から光を当てています。
実際に見てもらったほうが分かりやすいですが、
ざっくりとこんな感じです。
おうちで、地域で、小学校やこども園で、
影絵人形劇をするときの参考にしてみてください。
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