「見たい」「したい」「会いたい」が人を動かす
人が動く原動力は何でしょう。
私なりに考えてみました。
欲望を満たすことができれば人は動く
「見たいもの」、「したいこと」があれば、
「会いたい人」がいれば、
少々の手間がかかっても人は行動するものです。
欲望と手間の度合いにもよりますが、
欲望のほうが手間よりも大きければ人は動きます。
例えば、交通の便の悪いところでも、
お客様が多いお店があります。
そこには、「見たい」「したい」「会いたい」と思わせる何かがあるのです。
「見たい」「したい」「会いたい」を道しるべに
地方の市町村で、そこに住む人や役所の人の中に、
「ここには何もないから」「どうせ田舎だから」
という方がおられます。
人口が減少している、観光客が集まらない、
何をやってもダメという空気感が漂っていることもあります。
私たちにできることは何でしょう。
「見たい」「したい」「会いたい」
を生み出すように努めることが大切なのです。
「見たい」「したい」「会いたい」で人は動きます。
ここでしか見ることのできないものなら、
見に行く人はいるでしょう。
ここでしか体験できないことなら、
体験しに行く人はいるでしょう。
会いたい人がいれば、会いに行くことでしょう。
「そんなに簡単にできれば苦労しないよ」
という方もおられるでしょう。
これは短期的な視点ではなく、
長期的な視点での話です。
意識の中にあるかないかが重要なのです。
自分にできることがあるのに、不平不満を言っても仕方ありません。
私たちにできることは、
「見たい」「したい」「会いたい」を生み出すことです。
自分自身が会いたい人になるというのが一番難しいでしょう。
だから、偉そうにすることなく、
常に向上心を持って、自分を磨き続けることが大切なんですね。
「ここまでできれば十分」というゴールはありませんが、
方向を間違わないためにも、
「見たい」「したい」「会いたい」を生み出すことを心がけましょう。
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