影絵劇団 打ち出の小づち
代表 梅津勝明
1972年5月6日、大阪で生まれる。
ちなみに、
シドニー五輪のマラソンで
金メダルを獲得した
高橋尚子さんと同じ生年月日。
算数や数学、卓球が好き。
また、器用ではないが工作が好き。
一方、国語や読書は嫌い。
そんな少年時代でした。
数学を得点源にして、一浪の末、
大阪大学基礎工学部物性物理工学科に入学。
ただ
「大阪大学に行くこと」
が目的になっていたため、
大学入学後どこに進んだらよいか
見えなくなってしまいました。
周りからは順調に歩んでいるように
見えていたかもしれないが、
僕自身は苦しみの中に…。
大学卒業後、
長野県の電機メーカーに就職。
社内設備の設計、メンテナンスなどを担当。
「何がしたい」という目的がなく、
理系だから、とりあえず
メーカーに入った感じでした。
こんな状態では上手くいくはずもなく、
2年9ヵ月で退社。
それまでは「周り(社会)との関わり方」
を考えていませんでしたが、
これからは
「周りの人たちに楽しんでもらおう」
「自分も楽しく社会と関わっていこう」
と少し考えられるようになりました。
退社後、放送作家として活動。
テレビ番組の台本執筆・リサーチ、
Vシネマの脚本、
ラジオ番組の企画・台本執筆などに携わりました。
学生時代、
国語も読書も好きではなかったのですが、
僕だから伝えられることがあるのではないか
と考えたのです。
放送作家だけでは食べていけないので、
アルバイトで食いつなぎました。
2003年(31歳)、
アルバイトのひとつとして出会ったのが
「影絵人形劇」でした。
影絵劇団に約13年在籍。
影絵劇団の一員として、
日本全国の500校以上の小学校で、
10万人以上の小学生の前で公演。
観る人それぞれが
自分で感じて自分で考える影絵人形劇は面白い
と感じたのが
影絵人形劇にハマった大きな理由です。
影絵人形劇自体は楽しかったのですが、
効率ばかり求める劇団と
考え方のズレが大きくなってきました。
それでも、
師事していた影絵美術の前田兼巳さんが
その劇団にいれば、
良い方向に進む可能性があると
わずかな光を信じていましたが…
2010年(38歳)、前田さん他界 。
これを機に劇団を離れることを決意。
ただで離れても面白くないので
頑張れば手が届くかもしれないものに
チャレンジしようと思い立ちました。
それが「中小企業診断士」でした。
僕みたいにどこに進んでいいか
迷いのある人たちの
個性・志を応援したいと思い立ったのです。
2015年(43歳)、
中小企業診断士登録。
影絵劇団を離れる。
中小企業診断士になってから、
“0” から価値を生み出す経験をしていないと、
中小企業の経営者、個人事業主の人たちに対して
「チャレンジしましょうよ」
とは言えないと感じました。
2017年11月(45歳)、
影絵劇団に所属していたときに
出来なかったことを形にしようと、
ひとり劇団である
影絵劇団「打ち出の小づち」旗揚げ。
小学校や保育園等にて公演。
参加体験型の影絵人形劇は
人気を博しています。
文化庁「芸術家の派遣事業」
の芸術家としての公演、
日本最大の人形劇の祭典
「いいだ人形劇フェスタ」等の
イベントでの公演も行い、
小さいながらもチャレンジを続けています。
また中小企業診断士として、
セミナーや取材、コンサルティングなどを通して、
多くの人たちの個性や志を応援しています。
夢は、
志を持ちやすく志を育みやすい
社会を実現すること。
影絵師(影絵劇団「打ち出の小づち」)
としての活動も、
中小企業診断士としての活動も、
この夢につながると信じて。。。
活動理念
誰もが志を持ちやすく育みやすい社会の実現に貢献します
影絵師として中小企業診断士として、
子供たちもお父さんお母さんも、
経営者も従業員も起業家も、
誰もが「志」を持ちやすく育みやすい
社会の実現に貢献するために活動しています。
影絵師として、
主に子供たちに対して、
自分で感じて自分で考える楽しさを
伝えていきます。
スマートフォンやタブレットが普及している
昨今、分かりやすい情報が溢れています。
分かりやすく伝えることは
どんな場面でも大切なことではありますが、
便利な状況に慣れてしまうと、
自分で感じて自分で考える機会が
少なくなってしまう可能性があります。
そこで、私が行っているのは「影絵劇」です。
影絵劇の魅力は、
①老若男女問わず楽しめること、
②大掛かりな機材・装置を使わないこと、
③想像力を使うことができる、
自分で感じて自分で考えられること、
です。
子どもたちが影絵人形劇に触れる機会、
自分で感じて自分で考える機会
を提供できればと考えています。
影絵人形劇は家庭で気軽に楽しめる遊びです。
家庭での大切な時間を共有するきっかけ
になれば、と考えているのです。
また中小企業診断士として、
大人の方々に対して、
「理念」「志」「夢」を持つことの大切さ
を伝えていきます。
人間は視野が狭くなりやすく、
短期的な視点になりやすく、
目先の利益を優先しがちです。
そうなると、軸が定まらず、
常に外部環境に左右されてしまいます。
外部環境に対応することは大切ですが、
外部環境を気にしすぎると
本質を見失う危険性があるのです。
「理念」「志」「夢」を持つことで、
ブレない軸が定まります。
目先の利益だけにこだわらなくなります。
「理念」「志」「夢」を持つことは、
経営者だけではなく、どなたにも大切なことです。
多くの人たちが
「理念」「志」「夢」を持つきっかけ
になれば、と考えているのです。
誰もが志を持ちやすく育みやすい社会の実現
に貢献します。