【芸術鑑賞会】「やり方」よりも「あり方」を伝えよう

かすみがうら市立上佐谷小学校での公演の様子です。

影絵劇団「打ち出の小づち」は
小学校で影絵人形劇の公演をしているのですが、
他の芸術鑑賞会と違うのは、
芸術に対する敷居を下げよう
と考えているところです。

子どもたちに
立派な音楽や絵画、舞台を見せるのも芸術鑑賞です。

子どもたちが
立派な音楽や絵画、舞台だけを
芸術だと思ってしまうと、
子どもたちが
美術や図工などの芸術活動をしようとしたときに
「上手くやろう」
とばかりしてしまいます。

そうすると、上手くできなかった場合、
子どもたちは
芸術活動が好きではなくなってしまうかもしれません。

立派な音楽や絵画、舞台などを見たときは
好きだったはずの芸術が、
やってみたいと思った芸術が、
好きではなくなってしまう恐れがあるのです。

これでは芸術鑑賞会をした意味がなくなってしまいます。

そこで
影絵劇団「打ち出の小づち」は
参加体験型の影絵人形劇をすることにしました。

影絵人形劇をした経験は
ほとんどの子どもたちはないです。

それでも
「この人形をやってみたい人!」
と子どもたちに尋ねると
多くの子どもたちが
元気に、真っすぐな目で、手を挙げてくれます。

参加体験する子には
少しだけ「やり方」は伝えますが、
「こうしないとダメ」とか
「これしちゃダメ」などは言いません。

手を挙げてくれたときの気持ちを大切にしたいので、
子どもたちと一緒に楽しもう

と考えています。

敷居を上げて、
あれをして、これをして、
などを言ってしまうと、
元気に、真っすぐな目で、
手を挙げてくれたときの気持ちが
なくなってしまうと思うのです。

芸術鑑賞会を開催する意味は
ココにあると考えています。

単に、立派なものを見せるだけではなく、
心が躍って
興味を持って、
やりたいという気持ちが湧いて
楽しくやってみる。
子どもたちが少しでも
何かを感じてくれたら…。

これが大切だと思うのです。
「やり方」よりも「あり方」を大切にしたいですね。

影絵劇団「打ち出の小づち」は
これからも
自分たちにできることをしていきます。

 

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※影絵劇団「打ち出の小づち」Facebookページ

小規模の(児童数おおむね150名以下の)
小学校や保育園などで影絵人形劇の出張公演を承ります。
(150人を超える場合は、2ステージ開催をオススメします)
お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

 

 

 

 

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