東京五輪についての私見。「不公平」はどうしようもない

東京五輪について、多くの議論がなされている。
・当初の予定通り開催する
・延期にする(延期の場合は、年内か、来年か、再来年か)
・中止する

この議論で時々意見が出るのが
「練習できない選手もいる。不公平だから延期しろ!」
というものです。

でも不公平は元々あります。どうしようもありません。

例えば、
紛争中の地域があります。
経済的に豊かでない地域があります。

練習量や練習環境などを公平にすることなんてできません。

また、延期をすると、
2020年なら出場できるが
2022年なら出場できない選手が
必ず出てきます。

延期することは、
苦難を乗り越えて出場権を獲得した選手のことは考えていない
と言えます。

私の個人的な意見ですが、
➀当初の予定通り開催する(ただし無観客で)
➁2020年は中止して、2032年に東京五輪を開催する
③延期する(年内or来年or再来年
の順で希望します。

「延期する」をあまり望まない理由は、
他のスポーツイベントなどとの調整が必要だからです。
日程の確保、会場の確保、人員の確保などなど
調整することがたくさんあります。
全員が納得のいく形にするのは困難です。

それなら、当初の予定通り開催して
参加しない国・選手は仕方ないと割り切るほうが良いです。
通常の五輪でも、
国内情勢などによって参加できない国・選手はいます。
世界平和を願うスポーツの祭典なので、
逆境の中でこそ実施する意味はあると思うのです。
ただし、無観客での開催にすることです。
海外から観戦のために多くの人が訪れると
日本国内での感染拡大のリスクがあるので、
各国から選手団のみを受け入れるようにするのです。
そして受け入れの際のチェックは入念に行うのです。

選手たちの力と力のぶつかり合いには
観客の有無はあまり関係がないと考えます。

今夏に状況が悪化しそうなら、
中止にして、2032年に開催させてもらうようにするのです。
12年後にはなりますが、
そのときに落ち着いて開催すればよいと考えます。

政治家たちは、後世に名を残したいのか、
自分の時に開催したいと考えているでしょう。
でもそんなことは
アスリートファーストなら関係ないです。

また、4年に1度の五輪に
年齢的にピークが合わずに
活躍できないこともありますので、
タイミングが合わずに
活躍できなかったとしても仕方ない
と割り切ることが重要だと考えます。

このような見解から
私の個人的な意見としては、
➀当初の予定通り開催する(ただし無観客で)
➁2020年は中止にして、2032年に東京五輪を開催する
が良いと考えています。

 

 

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