どんな組織にも通じる、「一体感」と「分離」の話
「一体感」の反対は「分離」です。
人は分離したものを嫌う傾向にあります。
例えば、髪の毛。
身体の一部であるうちは大切にします。
一方で、
身体から分離して(抜けて)、
排水溝にあるものは汚いと感じます。
今さっきまで身体の一部だったものが
身体から離れただけで嫌うのです。
また、人は分離したものを意識する傾向にあります。
一体感のあるときは
特に意識しなくても一体感があるものです。
例えば、先述の髪の毛。
身体の一部であるときは
意識していません(信頼しきっています)。
一方で、
身体から分離した(抜けた)途端、
意識してしまいます。
今さっきまで身体の一部だったものが
身体から離れただけで意識してしまうのです。
組織も、髪の毛のようなものです。
分離した人を作らないことが
組織において重要なのです。
一体感を作るためには、
人を大切にする、
人を意識しない(信頼しきる)ことが
重要なのです。