「常識」が一番正しいとは限らない

「常識」とは、辞書などで調べてみると、
社会で当たり前とされている価値観や知識、判断力のことであると書かれています。

「常識」が一番正しいのでしょうか。

「天動説」と「地動説」

先人たちが経験してきて、
一番多くの人たちが支持してきた考え方が常識になったのでしょう。
多くの人がやってきたのだから一番正しいのだろうと考えて、
次代の人たちも受け継いできた考え方が「常識」とされているのでしょう。

こんな例があります。

かつて、地球が宇宙の中心にあるという
「天動説」が信じられていたころ、
地球が太陽の周りを回っている「地動説」なんて
誰も信じませんでした。
地動説を唱えると、変人のように、犯罪者のように
扱われていたそうです。
当時は天動説が常識だったのです。
しかし、地動説が正しいと証明されました。

「常識」という枠組みに囚われないために

時代を作るのは、常識ではないとされてきた考え方なのかなと感じることがあります。

ただ、「常識」とされる考え方を
なんでもかんでも否定しているわけではありません。
どんな時代でも変わらず正しい考え方はあるでしょう。

私は次のことが大切だと考えています。

・常識とされていることが本当に正しいかを自分で考えること
・自分の考え方を他人に押し付けないこと
・自分と違う考え方を無条件で否定しないこと

例えば、私は昨年、ホームレス小谷さんに出会いました。
(ホームレス小谷さんは元芸人のホームレスです。
詳細はお調べください。)

ホームレスと聞くと
「かわいそう」「落ちぶれた」「自分より下」などと
考える方が多いことでしょう。
しかし、小谷さんはとても楽しそうで、とても幸せそうです。
愚痴をこぼすことも、不平不満を持つこともないそうです。
多くの方々が考えるホームレスではないのです。

人は自然と、多くの人が支持する
「常識」と言われる考え方を支持しようとします。
多くの人が支持する「常識」と言われる枠組みから外れると、
変人扱いされます。
学校ではいじめの対象になることもあります。

多数派の考え方を支持するほうが楽かもしれませんが、
一番正しいとは限りません。
一番楽しいとは限りません。
一番幸せとは限りません。

大切なことは、常識とされる考え方が
正しいか、楽しいか、幸せかどうかを自分で考えること、
自分と違う考え方を無条件で否定しないこと、
自分の考え方を他人に押し付けないことなのです。

今までの常識が変わる(?)影絵劇

影絵は「子どもの遊び」と見られることは多いですが、
「子どもたちとのコミュニケーションツール」になりますし、
「家庭での会話のきっかけ」にもなります。

いろんな楽しみ方をしていただければと思います。

今までの「影絵」のイメージが変わるかもしれない
影絵劇にご興味のある方は、
お気軽にお問い合わせくださいませ。

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