「ない」を証明するのは難しい。すぐ「ない」と言う人は信用できない。

影絵師として、中小企業診断士として活動しています

貴乃花親方の引退をめぐる相撲協会の対応についてです。

「ない」ということを証明するためには、
「ある」という可能性を全て潰す必要があります。
数学の証明問題でもそうです。

それなのに、すぐに「ない」と言うのはおかしいのです。
昨今の体育会系のごたごたを見ていても、
すぐに「そんな事実はない」と言います。
そんなすぐに「ない」と言い切るのは不可能です。
全ての親方の言動を把握できるわけはないので、
貴乃花親方に対しての圧力がなかったと
すぐに結論を出せるはずがないのです。

それなのに、すぐに会見を開いて、「ない」と言う。
信用できるわけがありません。
レスリング協会のときもそうでした。
すぐに会見を開いて、パワハラはないと言う。
会見を早く開きたいのでしょうが、
中身のない会見を早く開いても無意味です。
学校でも「いじめはない」とすぐに言う学校や先生は
信用できません。
そんなにすぐに調べられるはずはないので。

相撲協会は、
「ある」という可能性を徹底的に調査をするべきでしょう。

そうしないと、
相撲協会に対する信用はいつまでたっても回復しないでしょう。

 

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