介護施設での影絵劇公演の難しさと可能性

昨日18日に埼玉県戸田市の介護施設で
影絵劇の公演をしました。

いつもはお子さまとその親御さまに向けて行っている影絵劇。
初の試みの中で、難しいと感じる部分がありました。

それは、身体的不自由のレベル感の違いです。

例えば、耳の遠い方がおられて、
「もっと大きな音じゃないと聞こえない」と言われました。
しかし、その方が心地よい音量に合わせると、
他の方にとってはうるさく感じることでしょう。

全員にとって適した条件で行うことは難しいのです。

でもそんな中でも光はありました。

いつも観客の方々(お子さまと親御さま)に
人形を触って動かしていただくのですが、
高齢の方々にも同じように触って動かしていただきました。
目や耳の不自由さの違いを埋めることは難しいのですが、
触ることに関してはもっと多くの方々ができます。
ご自身のペースで動かすことができます。

レベル感が違う場合、
触って動かすことを楽しんでもらうと
観客の満足感が上がるのかなと感じました。

やってみないと気づかないこともあるので、
貴重な体験でした。

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