この時期に思う。的に当てるだけではなく、的に思い切りぶつけよう

明日2017年10月22日(日)は中小企業診断士の2次筆記試験の試験日です。

私は2011年から2014年までの4年間、この試験を受験しました。

2010年4月ごろからスタートした試験勉強。会社員勤めの経験も少ない、実務経験も少ない中でのチャレンジだったので、どこまでできるか分からない状況でしたが、1次試験はそれなりに思い通りにクリアすることができました。しかし、2次試験は手が届きそうでなかなか届きませんでした。

合格に届かなかった大きな要因は「的に当てにいくことばかり考えていたから」だと感じています。

 

2次試験は筆記試験で正解が公表されません。合格基準が明確ではないと言われています。1回目の2次試験は、ガムシャラに立ち向かいました。

結果は惜しくも不合格。なぜ「惜しくも」と分かるかと言いますと、協会が得点区分だけ教えてくれるのです。60点以上はA、50点~59点がB、40点~49点がC、40点未満がD、という得点区分を教えてくれます。初挑戦の、事例1~4までの4科目と、合計の得点区分は「BABA=合計B」でした。合計がAだと合格です。

「惜しい!来年はイケる!」とそのときは思いました。

しかしこのときはガムシャラにぶつかっただけです。自分なりの合格基準がありませんでした。

「自分なり」というのは難しいもので、独りよがりではいけません。ただ、何も基準を持たないと、それが良かったのか悪かったのかも判断できないのです。

ラッキーがいくつか重なれば、1回目で合格していたかもしれませんが、合格しなかったからこそ感じたことがあります。もしあのとき上手くいっていたら、合格した理由、合格できなかった理由を自分なりに感じることができなかったことでしょう。

この基準がボンヤリしたまま、惜しくも(表面的には惜しかったかもしれませんが、実際は惜しくなかったでしょう)不合格になった私は、「的に当てること」を重視しすぎてしまったと考えています。協会、作問者や採点者の採点基準に合わせれば合格できる、と。

採点基準に合わせることは大切ですが、それだけでは合格に届かないかもしれないと感じています。

例えば、お祭りの「射的」で合格について考えていきましょう。

射的は、的に玉を当てて、倒したら賞品がもらえるというゲームです。的に当てても倒れなければダメなのです。合格とは的を倒すこと、的に当てるだけではダメなのです。

私は最初、的に当てることを意識していました。協会・作問者や採点者の意図におそるおそる合わせようとしていたのです。「おそるおそる」は解答に現れるように感じています。採点者に響かないように感じます。その結果、表面的に惜しい状態が続いたのかなと。弱い玉では、的が倒れる確率は低いのです。

2回目、3回目の2次筆記試験は、この「的に当てること」に終始してしまいました。その結果、「BDAA=合計B」「BBBA=合計B」でした。

4回目に挑むにあたり、何かを変えないと合格に届かないと考えました。そのときに「的に当てる」から「的に思いっきりぶつける」へと考え方を変えました。的を倒しにいこうと考えたのです。協会・作問者や採点者に気に入られるような答案を書く(おそるおそる的に当てにいく)だけではなく、たとえ的にジャストミートしなくても、「このように考えている」「ここまで理解している」ということを協会・作問者や採点者に伝えようと考えたのです。的の中心を捉えられなくても、的の端っこにかするだけだとしても、思いっきりぶつけようと玉を打てば、的は倒れるのではないかという考えに至りました。

この考えが正しかったのかどうかは分かりません。正解が公表されませんし、試験の関係者から聞いたわけでもありませんから。2次試験をクリアしたから自分なりに感じることができたものです。

中小企業診断士・2次筆記試験は、自信を持って、自分の判断基準を明確にして、答案に自分の考えをぶつけることが大切だと感じています。そのほうが後悔は少ないことでしょう。また仮に合格できなかったとしても、自分の判断基準を明確にしていれば、何が良くて何が悪かったのかが見えてくることでしょう。それを次回のチャレンジに活かすことができます。

今日は、この時期にいつも考えることを書いてみました。

 

 

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